money trek

個人の投資の記録です

NVIDIAを10株売りました

5/24引け後決算発表が予想より良かったため、NVIDIAの株価が急騰したので、10株だけ売却しました。

NVIDIAについては長期的にもかなりポジティブな見通しをもっていますが、それでも現状は短期的にはバブルだと思います。

また、今年後半から来年の間に米国がリセッション入りする可能性は高く、そうするとバブルは弾けるのではないかと思います。

マネックス証券で持っていた分から7株、SBI証券で持っていた3株全部を売却しました。

マネックス証券分7株は単価378.5ドル、SBI証券分は単価385.1ドルで売却できました。

マネックス証券分の取得単価は41.55ドル、SBI証券分の取得単価は244.2ドル程度なので税引き前概算で1990ドル程度の実現益でした。

税引き後の円建ての実現益は「譲渡益税徴収」等の報告書が来てからここに追記する予定です。

SBI証券では毎月4万円までの金額指定でNVIDIAの株を購入する設定していますが、5月は既に金額を超えていたので購入は成立していません。

マネックス証券ではあと53株持っています。

値段が下がれば追加購入も考えられるので、毎月4万円までの金額指定の定期購入はそのままにし、マネックス証券に残っている53株もすぐには売らない予定です。

はてな(3930)を100株買いました。

2023年05月15日、「はてな」を800円で100株購入しました。

800円は2016年上場したときのIPOの公募価格と同じです。この時は応募したのですが、落選しました。

それから7年経って公募価格に戻り、一度も配当を出していないので、ある意味公募に当選しなくてラッキーでした。

株式投資的にはさえない「はてな」ですが、それなりに利益も出しており*1、そのためキャッシュも積みあがっておりバリュエーション的にも800円なら買って持っておいても良いと思いました。

このブログも「はてなブログ」なので、応援の意味もあります。

なお、現在の収益源は「はてなブログ」や「はてなブックマーク」よりも法人向けのサービスの比率の方が高く、特にまんがビューワー*2については 将来長期にわたりキャッシュを稼いでくれる事業だと思います。

はてなについては買い増しも売却もせずに長期保有するつもりです、できればキャッシュが余っているなら自社株買いか配当を出してほしいとは思います。

月の変わり目なので、海外株の状況を報告します

4月も引き続きSBI証券で米国株や、インド、東南アジア対象のの投信(含ETF)の買い付けを行っています。

幸いにして3月末に比べ、評価益も増えました。

5月も基本的には同じように買い付けを行っていきますが、買い付け対象国からタイを外そうと思います。

タイは高齢化が始まっており、[IMFの世界経済見通し]等でも、他の東南アジアの国に比べて成長率が低そうです。

NFタイ株の追加購入は止めインドへの投資比率を多くするために新たに iFreeNEXTインド株インデックスファンドを毎日1000円購入する事にしました。

iFreeNEXTインド株インデックスファンドは3月から開始したばかりの信託報酬0.781%という新興国向けとしては非常に低コストなインデックスファンドです。

なお、イーストスプリング・インド・コア株式ファンドの定期積立はそのまま継続します。アクティブファンドながら信託報酬は0.9905%と許容範囲ですし、 iFreeNEXTインド株が参照しているNifty50というインデックスが本当にインドの市場を反映してるか怪しいと思っているのからです。

投資対象国 名称 数量 取得金額 評価金額 評価損益 上昇率 口座
ベトナム イーストスプリング・ベトナム株式ファンド 178,087 163,003 162,379 -624 -0.38% SBI証券
インド イーストスプリング・インド・コア株式ファンド 175,382 163,000 167,752 4,752 2.92% SBI証券
マレーシア NFマレーシア株 18 78,120 77,130 -990 -1.27% SBI証券
タイ NFタイ株 23 79,097 77,395 -1,702 -2.15% SBI証券
インドネシア iシェアーズ MSCI インドネシア ETF 15 46,485 50,096 3,611 7.77% SBI証券
フィリピン iシェアーズ MSCI フィリピン ETF 12 43,344 43,752 408 0.94% SBI証券
台湾 TSM TAIWAN SEMICONDUCTOR SP AD 54 642,456 608,372 -34,084 -5.31% Monex証券
カナダ MGA MAGNA INTERNATIONAL INC 12 100,566 83,763 -16,803 -16.71% Monex証券
米国 AMZN AMAZON COM INC COM 40 171,440 591,490 420,050 245.01% Monex証券
米国 BRK.B BERKSHIRE HATHAWAY HLD C 3 125,463 133,003 7,540 6.01% SBI証券
米国 BRK.B BERKSHIRE HATHAWAY HLD C 3 124,762 131,780 7,018 5.63% Monex証券
米国 GOOG ALPHABET INC CL A 6 78,888 86,906 8,018 10.16% SBI証券
米国 GOOG ALPHABET INC CL C 20 64,660 291,840 227,180 351.35% Monex証券
米国 INTC INTEL CORP COM 18 71,298 75,442 4,144 5.81% SBI証券
米国 INTC INTEL CORP COM 140 560,882 562,890 2,008 0.36% Monex証券
米国 META META PLATFORMS INC 37 591,216 1,188,517 597,301 101.03% Monex証券
米国 MICROSOFT CORP 3 110,391 124,384 13,993 12.68% SBI証券
米国 NVDA NVIDIA CORP COM 3 98,328 112,333 14,005 14.24% SBI証券
米国 NVDA NVIDIA CORP COM 60 283,560 2,199,588 1,916,028 675.70% Monex証券
米国 TLT ISHARES 20 YEAR TREASURY B 11 154,927 155,180 253 0.16% Monex証券
米国 TSLA TESLA INC. 3 51,379 64,708 13,329 25.94% Monex証券
米国 VIG VANGUARD DIVIDEND APPRECIA 3 61,923 63,787 1,864 3.01% SBI証券
米国 VIG VANGUARD DIVIDEND APPRECIA 46 925,160 967,425 42,265 4.57% Monex証券
合計 4,790,348 8,019,912 3,229,564 67.42%

テスク(4349)を全て売却しました。失敗

テスク(4349)を単価3,450円で300株全て売却しました。

テスクの購入単価は3,330円でしたので、税引き前36,000円、税引き後28,686円の利益のはずでしたが。うっかりして売買代金が100万円を超えてしまったので*1 売買手数料が税込み1,691円もかかってしまいましたので、税引後27,339円のキャピタルゲインでした。

テスクを購入したのは2021年の9~11月です。3月末の分を含めて(60+60)円×300株×0.79685で25,086円の配当です。

キャピタルゲインと配当合わせて5万2425円の実現益ですが、元手約100万円を1年半以上投資していたことを考えると失敗でした。

*1:SBI証券のアクティブプランは100万円以下だと手数料無料ですが100万円超~200万円までだと税込み1,691円の手数料が取られます。

コプロ・ホールディングスをすべて売却しました。

かなり売却して200株となっていた、コプロ・ホールディング単価1,420円で全て売ってしましました。

コプロ・ホールディングスについては、現在妥当価格付近だと思います。これからさらに上昇する可能性もありますが、銘柄の整理も含めて全部売ってしまうことにしました。

コプロ・ホールディングスの購買単価は862円なので、今回の売買の税引き後の実現益は88,928円でした。

2023年4月のIMF世界経済見通しとインド、東南アジア新興国投資

2023年4月11日、国際通貨基金IMF)が2023年4月のWorld Economic Outlook(WEO)(世界経済見通し) を発表しました*1 。今回の見通しによると、世界経済は2028年まで3%程度の低成長が予想されています。その中で僕が注目しているインドとアジア新興国について調べてみました。

IMFのWEOデータベース*2 から実質GDPの予測値を抜き出し、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム、世界、先進国、新興国・途上国経済の実質GDPの伸びを比較してみました。以下はその結果です。

実質GDPの伸びと予想、前年比%
インド インドネシア マレーシア フィリピン タイ ベトナム 世界 先進国 新興国・途上国経済
2021 9.050 3.703 3.092 5.703 1.563 2.562 6.275 5.436 6.882
2022 6.831 5.309 8.694 7.599 2.644 8.018 3.416 2.661 3.957
2023 5.890 4.952 4.481 6.033 3.405 5.763 2.831 1.260 3.928
2024 6.331 5.060 4.529 5.807 3.597 6.852 3.023 1.352 4.158
2025 6.206 4.971 4.362 6.098 3.262 6.758 3.157 1.825 4.043
2026 6.068 4.960 4.397 6.216 3.074 6.652 3.160 1.862 4.006
2027 6.002 4.961 3.903 6.333 3.039 6.689 3.065 1.782 3.885
2028 6.042 4.969 3.929 6.412 3.053 6.657 3.049 1.755 3.859

https://www.imf.org/en/Publications/WEO/weo-database/2023/April/download-entire-database から抜粋

このデータから、2028年までの間において、インドとインドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムといった東南アジア新興国は他の地域に比べて実質成長率が概ね高いことが分かります。

経済成長と株式市場の成長は必ずしも一致しませんが、これらの国への投資にはチャンスがあると思います。インドと東南アジア新興国は、人口増加や経済発展に伴うインフラ整備などの要因により、将来的な成長が見込まれる地域と言えます。

しかし、投資を行う際には、政治的リスクや通貨リスク、地域による経済のばらつきなども考慮する必要があります。そのため、個別の国への投資でなく、インドと東南アジア新興国全体に分散投資を行うことで、リスクを軽減しながらチャンスを捉えらると思っています。

まとめると、IMFの最新の世界経済見通しによれば、世界経済は2028年まで低成長が続く見込みですが、インドと東南アジア新興国には投資チャンスが存在すると言えるでしょう。

債券ETF

米国の金利はそろそろ上限に達し、遅くても来年には下がると予想されるため、短期的(私の基準だと1年以内は短期です)なキャピタルゲインを狙って債権ETFを購入することにしました。

キャピタルゲインを狙うためにある程度のボラティリティが必要ですが、過度なリスクは避けたいので、(2621) iシェアーズ米国債20年超ETF(為替ヘッジ付き)と、(1496) iシェアーズ米ドル建て投資適格社債ETF(為替ヘッジ付き)を60日間でそれぞれ60万円分、合計120万円ほど購入することにしました。

普段は長期投資を考えており、ヘッジコストを払いたくないためヘッジなしの銘柄を選ぶのですが、今回は比較的短期なのでヘッジ付きの銘柄にしました。

具体的には、毎日1万円の購入資金を追加し、前日の終値で買えるだけ指値で購入することにしました。

例えば、明日(4月10日)が最初の日なので、それぞれ以下のように注文します。

これで、例えば (2621) が約定すれば、次の日の購入は 10,000 - 1,555 × 6 + 10,000 = 10,670円で買えるだけ4月10日の終値で発注、約定しなければ 20,000円で買えるだけ4月10日の終値で発注します。

(1496) についても同様で、これを60日間続けます。

購入後は1年以内に売却することを考えています。